アンニュイな唄い出し/オトナな詞 [RADIO]
NHK FM
またまた突然ですがKInKiKids生放送
一曲目の選曲が「愛のかたまり」
二十年後を見据えた素晴らしいスタッフは当初はセルフカバーには選曲していなかった。
「ファン投票一位」の楽曲と五位の「恋涙」のチョイスは当人たちの意思表示の反映とのコメントがありました。
グループの楽曲では一番好きなのが「愛のかたまり」で二番が「僕の背中には羽根がある」・・・と続く自分は「愛のかたまり」目当てで購入することになる。
確かに売上げ二枚増を見据えた素晴らしいチョイスです。
愛のかたまりのセルフカバー前までで歌詞の一番好きなフレーズが
「この冬を超えてもっと素敵になってね♪」でした。
「愛のかたまり」より抜粋 作詞:堂本剛
年末から実感する冬の寒さもこのひとフレーズが「春」を運ぶ予感がして温くなるのです。
このたびのバラード化したオトナな「愛のかたまり」の詩の中で唄い出しにアレンジがあり一番輝いて、とうより今まで聞き逃しててたフレーズがグサッときた。。。
「どんなにケンカをしても
価値観のずれが生じても
一秒で笑顔つくれる
武器がある あたしたちには」
唄い出しの「クリスマスナンテイラナイ」の冒頭から換わりのこのフレーズが強調するがごとく印象的な位置に置かれた。
TVは武器だと言われると反発をするが、「一秒で笑顔になれる」か・・・凄い武器だと思った。
それがそうでもないと感じたのは番組の進行でみせた二人の会話です。
その結果解ったのは
一秒で笑顔消える 一部の ファンがいる・・・ことだった。
放送のあった14日深夜から凍りつく日本列島、寒さをより寒くして越冬できない「虫」になったような気持ちが残った。
この最初の唄い出しを入れ替えたことのメッセージを考えたいものです。
35歳のメッセージは切ないアンニュイな想いのニュアンスがあることを。