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カリントウ [堂本剛]

カリン糖.png

あまちゃん、終わっちゃいましたね。
輝く朝の光が自分通過する時水蒸気で影が妖怪のように見えてくるブロッケン現象。
自分には色々思い当たるフシのあるカタチが映し出されるブロッケンなドラマでした。
本筋に隠れる大ネタ小ネタ裏ネタで世間も大盛り上がりで終了です。
アイドル三世代のネタが隠れてるので思い当たる、探すととキリがない。

最終話近くで大逆転の春子サンの推論発言

「本当は歌音痴じゃなくて歌えるんじゃない?」


アイドルの新人が俳優志望の意思が通せなくて音痴なフリをした・・・と分析する台詞でした。
歌手路線の責任があるオトナ事情の張本人の荒巻氏が狼狽える・・・。
ドラマでは真相が明かされないままそれぞれの解釈で終わらせている。

「ミュージカルやらないか・・・」


イヤと言えてそれを認め音楽への道へ橋渡しをした社長の言葉が浮かんだ瞬間でした。
現実の話ではあのまま事務所方針に従っていればアーティストの堂本剛さんがいないのです。
運命を変える「イヤだ」でした。

朝の連ドラは多数の伏線と「もしあのとき」が入れ替わるとどうなっただろうかの連続でした。
普通に家庭を持ち子供を育てたかった「夢」と語る大女優
スカウトされ「アイドルで歌の実力で活躍したい」が叶わなかった家出少女
ロックのバンドマンを挫折し選んだのがタレント現場マネジャー
パートナーが自社のタレントで公表できないままアイドルをプロデュースする芸能プロダクションの社長
見つけた親友の夢を一緒に追いかける道を選ぶ主人公と上げたらキリの無い群像ドラマです。

展開するドラマを演じる俳優の三十年前がリンクする。
松田優作共演「探偵物語」の主題歌に「潮騒」のフレーズも登場する薬師丸さん。
当時は自分個人は「俳優」より「歌手」の方が好きでした。
映画界ではなく音楽業界の玉置浩二さんと結婚しても選んだのは俳優の道。
離婚時に「映画界の宝を一人占めするのは申し訳ない」って玉置さんは言ってたような気がする。
「探偵物語」と同じ時期に興行成績No.1は「時をかける少女』で大林宣彦監督作品に必ず出演していた尾美としのり君。
TVドラマでクドカン脚本は尾美くんが憧れるタクシー女ドライバーのタクドル小泉今日子さん。
キョンキョンと仲良しの亀梨君は玉置浩二さんとドラマ共演が待ってる。
輪廻のようにグルグルつながる。
最終回は宝を箸置きレベルでしか見抜けない水口琢磨マネの最後の最後で花が咲く新聞一面の大写しスクープ。

恐竜の骨.jpg
2012年5月琥珀博物館内採掘場で発見されたコエルロサウルスの骨:産経新聞

奇しくもそこの台詞で飛んできたのはカリン糖でした。

最終回は天(野)ちゃんも天(魔)さんも犬の◯ンコかよ・・・。

クドカンの引き出しから小さなピースが無数に飛び出し最後のピースがパチンとハマり、期待を裏切らずアイドルは走らされて終わった最終回でした。


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