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インタビューする側される側 [RADIO]

堂本剛の

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リスナーからの質問

「いま一番に楽しみにしていることはなんですか」

質問に答える前段で、20代30代そして40代となると聞かれるけど、この世界で十代から質問する側を考えて、困るんじゃないかとか、何か付け足して答えなければならない人生でした。質問者の立場を考え合わせて答えるをしてきた。

剛さんが言う「セパレート」は「アイドル」とカテゴライズされた中で沢山の事情に合わせて答えてきた今までで、自分を貫き通したことはほぼないと。

で、昨日のマリナーズのイチロー選手現役引退会見を思い出した。深夜大勢の報道陣が集まり生放送で90分、イチロー選手は記者の質問にはシビアで「今その質問いる?要らないでしょう」と社名、個人名を名乗る質問にも容赦ない。会見全体がヒリヒリする緊張感で、なんでも答えましょうでスタートとしたが記者側も選りすぐりの質問に独特の表現、言い回しで答えるのです。「僕、言ってることおかしい?」と記者たちの反応を見ていた。翌日の記事ではスポーツ紙の番記者はそれらしい、TVはワイドショーなりの報道。ただネットだと記者独自の視点から独特の記事が面白かった。

・若い頃からイチロー選手はインタビューアには容赦なく質問の本意が不明確なのや記事に都合の良く収まるような言葉を絶対に言わない。イチローに鍛えられジャーナリストとして新しい言葉を引き出す力をつけたという記事の内容で真摯に記者と対峙する真剣さが伝わるベテランのイチロー担当記者のものが一つ。

・最後の質問に当たる「孤独を常に感じていたと言ってましたが孤独を感じたのはどんな時でしたか」この質問の回答が全世界で生きる日本人全員に力をくれる回答でた。

「(海外生活で)外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気のある時にそれに立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことではないかと感じています。

この部分を取り上げてライターさん自身の体験を踏まえ大共感したと記事でした。

野球を愛し貫いたのでやりきり後悔はしてないと潔よいイチローの最後のコメントは


お腹すいてしまったね、最後いやあ、長い時間ありがとうございました。眠いでしょう、みなさんも。じゃあ、そろそろ帰りますか。

「アイドル」とカテゴライズされた剛さんと「音楽」にカテゴライズされた仲間のバンドメンバーの中にいても感じる孤独感。セパレートの壁で隔離されてもそれを取り払いアルバム、LIVEを作りファンに届けたいのだと。

でも今一番楽しみにして自由になるのは

ホットケーキを食べることだとおどけるのもファンを喜ばす「パフォーマンス」なのでしょうね。

20代30代で貫いた信念は野球のヒーローのイチローが実績で文句を言わせない、イチロー45歳、剛さんとは5歳違いの天才は50歳まで現役を続けることが執念だったが引退し、耳の違和感を抱えた音楽の才能は40歳、明日はどうなるかわからないと答えるのでした。

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