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アカデミーで学ぶ [shamanippon]

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今年もアカデミー賞のLIVE放送がありまして、昨年同様偏った賞レースにうんざりです。
アカデミー投票権利を有するのはハリウッドの映画産業の業界人、でほとんどがユダヤ系アメリカンです。
彼らにとって「感じ良い作品」「政府に媚びる作品」を知るのには絶好の情報のようです。
従って参考にはなるが見るのにオススメ情報では無いのです。
まさかアカデミーを盲信しなくなる時代がくるとはね、思わなかった。
良き映画は自分で決める、自分を信じるのです。
授賞式の合間のショーで凄いなと思ったのはレディ・ガガのサンドオブミュージックのメドレー。
本家のご本人ジュリー・アンドリュースが絶句するほどの正確な歌唱力で当時の空気まで歌で表現していて見事。
自身の音楽との振り幅が大きいいのがガガなんだよね。
アカデミー賞授賞式ではティム・マックグロウのパフォーマンスで圧巻だった。
名作映画一本見たくらいの感動の歌でした。カントリーのグレン・キャンベルがアルツハイマー病と闘いながら、最後のツアーに出る姿を描いたドキュメンタリー映画。主題歌“I'm Not Gonna Miss You” はグレン・キャンベル最後のスタジオ・レコーディングとなった曲です。
 
どうやら映画業界だけではなく音楽業界も怪しいのだ。
別の番組で、かの小林克也氏が「ビルボード」でUSAのベストヒットは計れない、の言葉を聞いて仰天した。
アメリカのヒットソングはビルボード、キャシュBOXが情報ソースだとばかり思っていたからね。
 
「オリコンランキングで日本の音楽のベストは解らない」

と言われてるようなものです。
全米の音楽で何が一番聞かれているか、どの音楽ジャンルが大衆に支持されているかきっぱり言い切った。
「アメリカのラヂオで一番多いのは
カントリー&ウエスタン専門局です」
 
小林克也の「ベストヒットUSA」のランキング20はどれも同じ聞こえるし同じような歌手ばっかりでした。
ベストヒットUSA20の選定基準はCDセールス以外にラヂオでの放送回数、データのダウンロード数など総合的に集計したのがUSAベストヒットになるんだそうです。
アメリカ国民に聞かれてるのはカントリー、だが最新ヒットは馴染めないモンだらけの上位20位でした。
どうやら「世界は日本の音楽が受け入れない」じゃなくて「日本の音楽が必要無い」と言い切った小田和正が正解のようです。
ヒップホップのラッパーと声張りあげエロい女性ヴォーカルにしか反応しないアメリカマーケットの耳に日本の音楽は届かないんだを学んだ気がしました。
グレン・キャンベルや、クロスビー、スティル&ナシュ(ヤング抜き)とかアメリカ人の琴線を震わすハーモニー音楽がちゃんとあるしそれらは1960年代の音楽なんです。
アメリカ合衆国のカントリーというジャンルの位置やROCKの役目は
NIPPOのオリジンに回帰し過去を未来へ託す「繋ぎ」をFUNK音楽で模索する剛さんに通じると思う。
往年のビックアーティスト達は今でも温かく迎える日本のファンへ届けに来日をし公演するのだと思うのです。
20年ぶりに3月5日6日、クロスビー、スティル&ナシュが国際フォーラムホールAでLIVEを開催します。
 
 
アルバム「NIPPON」の発売をヨーロッパに向け敢行したのも頷けるしNYじゃ無いしましてLA(アカデミー、グラミーの本拠地)では絶対に無いのを感じた今年のアカデミー賞受賞式でした。


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