感謝の言葉

大人の社会科見学

最後に剛さんから今回の参加者全員にお話がありました。

思いがけない事態に円形ステージの回りに集まる参加者たちです。

明るいスタジオ内には全員お面は外しキラッキラ輝く顔が大集合。

冒頭感謝と日頃ラジオ、雑誌で伝えている言葉が195名に向けて語られた。

なんという贅沢でしょう。

応募の総数は解りませんがこの当選はShipの半分以下で参加者は果報者です。

何が何だか解らないうちに

・僕に依存せずバランスよく僕を利用してください。

・自律神経に悩まされているなら上を見る生活（PC、スマホ等下を見る生活）に切り替えましょう。

・世間に流される情報に惑わされず広い視野、情報で判断しましょう。

この三つだけはシッカリ脳内にインプットした。

驚いたことに「僕に依存はしないでね」の言葉の直ぐ後に自分以外194人の顔と心が見えなくなる質問が続くのです。

次から次と挙止の手が上がります。

自分の伝えたいことを述べます。

質問となれば本人の解答もある。

それは・・・

bayfm78にメールしようよ

トキョーライブで相談しようよ

ドマーニだっていいんだよ

と内心ツッコミを入れながらステージ上で真摯にひとり一人に答える姿の中に

「見られる立場伝える立場」を見させてもらった。

MVの撮影現場で起きたル−ル無視な行動は声をかけてる側として拒否されれば質問者は相当な打撃と絶望を味わうでしょう。

それを知るからこそ「流す」をしない姿は「堂本剛の宿命」を学ばされました。

お礼を言いたいのは皆同じ、ひとり1分全員に話させれば195分、３時間です。

スタジオの大時計は予定時間を30分も過ぎているのです。

続く次の撮影に影響が出るのは解りきってます。

スケジュール進行に支障をきたす行動は明らかにルール違反といわざるおえないのです。

６分の楽曲にスタジオ撮影だけで４時間半、準備過程含めると更に多くの時間と労力です。

それを台無しにすることは許されないのです。

仕事の現場を「社会科見学」するということは見聞を広め、未知の分野深く入りこみ、新しい知識を修得する場です。

当選者として剛さんと逢え、演技者として作品の中に残れることに感謝しかないのです。

今回もレポ禁なしなのは参加者による何を感じたかの報告は、行きたくても行けなかった仲間やファンへ伝える。

その暗黙の了解があったように思えるのです。

ヘロヘロの体でフワフワな記憶を絞り出し

memoに残せることを書くしかないのです。