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仏師プラントハンター [堂本剛]

ココロ見1.png
NHK BSプレミアム新・シリースココロ見第2回目

この日の賢人は・・・
仏      師:吉水快聞さんhttp://www.kaimon.biz/
プラントハンター:西畠清順さんhttp://from-sora.com/#home

31歳と33歳

今回の賢人は、剛さんより若いのですが人生で選んだそれぞれの「道」では達人で何故なら両氏生まれながら環境が「道」でした。
生まれてから見渡せば「寺」と明治元年創業の「花材卸業」で時を過ごす。
環境は最強の修行場で選んだ道歴は31年と33年といってもいい。
だって、一日二十四時間触れているんですよ運命ですもん。

二十代前半で意思を持ち「仏師」「冒険家」を集中力で才能を開花させたという事では同じく22歳で「音楽の道」を選んだ剛さんと変わらない。
芸能界で過ごした年数で言えば26年は「環境」にいるのですから。

桜守の佐野藤右衛門氏言うところの「時を刻む」です。

当然両名の行動の原点には「父」とういう同じ道の賢人の背中を追いかける姿がありました。
彫刻家としてアートの世界でも表現すると同時に「僧侶」として時代を受け継がなければならない使命を自覚。
「バトン」と例えてる。

まったく家業の花と緑に興味を示さない息子に標高4000mの登山と珍種の植物を見てこいと指示を下す「父」
その両方に父親の先輩賢人の問答がありました。

仏師とプラントハンターへ問いは「ふるさととは」と。
命題の答えは「この国を愛してること」と感じました。

同世代でそれぞれ道は違う道だが一筋に励んでいる者同士のココロが同じでした。
ブレないココロを持つ人は魅力的です。
フェイクではない本物を追いかけるにはやはり「ニッポン」が必要でした。
生まれながらの環境から「東京芸術大学」というこの国で最高学府の学びを経て仏に再接近する。
生まれながらの環境には無い世界最高地の「珍種植物」に出逢い更なるプラントを求める道を行く。
用意された今の環境を出て「自分の音楽」を探しにFANKを起点に内なる音を創作を続ける。
どの道も出発(故郷)、目指(原点故郷)帰っていくのもこの国(未来ニッポン)ように聞こえた。

好きな木を聞かれて恥ずかしそうに答える。


新種珍種突然変異種を探し求めてもココロに住むのはでした。

 


maiduru.jpg
甲府:太白の桜 佐野翁の仕事は日本中で見られる

明治の頃日本の植物がプラントハンターによってヨーロッパに渡る。
エジンバラで見た「クレマチス」の日本の鉄仙もそうだとガイドが言ってたし、
ドイツ医師シーボルトもプラントハンターで著書の紫陽花には「オタクサ」と名付けて定着してます。
紫陽花OTAKUSAは日本人妻のお滝さんから来た名前と言われてる。
ロンドンに残っていた真っ白な桜「太白」も辿ると先人のプラントハンターによるものかな?
絶滅危惧種が世界の何処かで根を張り未来へと受け渡されるのには彼らの「仕事」無くしてはならない。

前編・後編の繋がりには不思議な縁を見つけた第2回目でした。


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