ドラマの味

HBC北海道放送放送開始です。
リーダー出番です！
・・・出番なしの題一回目スタートです。

「平安結祈」ブルーレイで堤幸彦監督と話してた演技者としてしたいこと

剛：「自分に対して求めない、変わっているから面白いというのでもない
　　　フォーマット上の芝居ではないのをする自信がある」

堤：「あざとくなく求められているものに不誠実でもないもの」

この会話で剛さんの発言に対して堤監督の解釈の言葉がドラマになっているんだと思って見ている。

フォーマットとは形式や構成。
あざといとくなくとは、ギンギラしてあくの強い抜け目ない演技ではなく、けど演技者として脚本に誠実な演技、と受け取った。
このドラマはそのあざといえげつなさが無い。
そう自分も受け取った。

食べ物に例えると
人のあり方を「草食系、肉食系」と揶揄される中でロールキャベツなるものまで現われた。
外見は草食、中身は肉食だというロールキャベツ。

ならば天魔さんは？

シュークリームかな、外見はフワフワ、カリッのシュー 生地で中身はクリーム
福田監督の描くホンワカした人物像が伝わるのです。
四年前に見つけた福田監督の語る堂本剛をmemoに残してた。

http://endli9cheri12.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18-1

このロングインタビューはこのmemo以外にかなりのボリュームで福田コメディーがたっぷり語られていたが今はすでに閉じられていた。
五年前から布石は置かれ今年のこのドラマに辿り着いたんだと思うのです。

「33分探偵」がお子様ランチなワクワクなドラマと思ったが
天魔さんがゆくは見た目は地味なシュー皮でも味わい深いクリームなドラマだなぁ・・・と勝手に思う。
このお菓子安価で、誰もが一度は食べたことがある。
しかし、一流のパティシエにかかると極上のシュークリームになる。

見た目カワイイオバケーもシュークリームスィーツすると・・・。

シューに包まれた中味が何なのか食べないと解らないというのもシュークリームです。
外見で判断されることなく食べた瞬間の食感と味わいで評価、っての魅力です。

深夜枠ならではのドラマNEOはデザート気分な夏限定スィーツってことです。
ドラマとしてはメインコースではないがデザートも想定外に・・・化ける。

さしずめホラーってことで中味が柘榴ジャム、ザクロといえば鬼子母神、仏教ではヒトの味ってことです・・・
真っ赤でジゥュシーな果肉が滴れば・・・。

怖い。