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Con memo無垢の羽 [ココロ目]

15years Concert memo2

むくの羽根 

ヒヨドリa.jpg
未発表の2曲初見参は
吉田建さんの「恋は匂えど散りぬを」
玉置浩二氏の「むくの羽根」でした。
予想はしていたがイントロが流れると。。あぁKinKiKids・・・なのです。
アレンジは吉田建バンマスによるべらぼうに昭和のムード歌謡です。
デビュー曲、硝子の少年の選曲と曲調は山下達郎さんが剛さんの声を聞いて方向性を変えたのは周知のこと。
この時からマイナーコード、ムーディーでメランコリックでどこか哀愁のある曲を多くリリースしてきた。

ギターの哀愁のイントロにオーケストラのストリングスが追いかけるのは、映画音楽のようで華麗で切ない。
それは建さん提供の「恋は匂えど散りぬるを」もまったく同じです。
KinKiKidsを知り、知り抜き、知り過ぎた建さん故の「昭和の和製ポップス」になっていた。
アルバム収録時の音源は果たしてどうなのかは解りませんがこの路線になるのでしょう。

今回、楽曲提供者自身の歌う「むくの羽根」を聞いてしまったことで脳内には玉置音楽が投影されている。
LIVEで初めて聞いた時「玉置さんのカバー」に聞こえていた。
玉置さんが奥様に向けて熱唱していた番組披露がインパクト有り過ぎたのです。
アルバム録音は終了しているとのことですが
贅沢を言わせてもらえばギター&ストリングスメインの従来路線の他のアレンジが聞いてみたい。
願わくば剛さんソロ(アコギ伴奏のみで)、相方ソロ(和風ストリングスで)とグループ3本立てで。
そんなことが思い描きながら聞いてました。
 
ファンが支持する楽曲イントロが流れた瞬間、会場内からため息が漏れた。
二人の合作が愛されている理由は二人の想いが貫かれているからなのです。
レコード会社の思惑も計算もない「無垢な音」の威力です。
作詞、作曲を二人だけでアルバムを創るという企画がお倉入りし消えてしまいました。
新曲を聞きながら 今さらながら惜しいと思う。
何年も、何十年かかってもいいから聞いてみたいものです。
「むくの羽根」を聞きながらまったく別のことを考えている自分でした。




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