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非時香果 [shamanara]

昨日までの東京KITTEで開催「メイドイン奈良いちおしマルシェ」で出会いました。

tatibana0848.jpg


古来種で唯一の日本種柑橘系植物「非時香果(ときじくのかくのこのみ)」大和橘です。説明を聞いて大納得だった一言は「日本古来の柑橘系はこの大和橘と沖縄のシークワーサーだけなのです」そこに琉球シークワーサーの名前が無ければ通り過ぎていたと思う。シークワーサーとの出会いもカルチャーショックで南国の蜜柑は新鮮で琴線にふれる懐かしいものだったから。

桜大好きな日本人、考えてみても左近の桜、右近の橘は対なのに橘は見逃しますからね。

大和橘の復活を目指し、なら橘プロジェクトなるクラウドファンディングが立ち上がり徐々に絶滅危惧種の栽培がひろがり復活。2000年前の神木はようやく認知されるようになったんだと。

大和橘0845.jpg

精油3mlで4,500円なり

檸檬、柚子、ライム、カボス、スダチは見かけるが日本古来種の「橘」は新鮮な出会いだったし購入の決定はやっぱりshamanipponです。現存の古来種のため奈良県内でも残されていたのは限られていて「垂仁天皇墓陵」他数カ所。で垂仁天皇墓陵はどこにと尋ねれば

「尼ヶ辻です」

つながりました、古墳→宮内庁→古代の現存の図式で宮内庁管轄が故に誰にも侵入を許さない原生の島(古墳)なのです。


第11代垂仁天皇の命令で探してきた不老不死の果物、薬材は墓陵に植えられ今に至るのです。

「時期を定めずいつも(トキジク)輝く(カク)実」の意味、命がけで探してきた田道間守のお墓もこの地にあります。

現在は果物は水菓子と呼ばれてて元祖お菓子造りの神様と菓子業界から崇められているんだとか。

やはり・・・香りです。

時空を飛んだ嗅ぐわしさ2000年前の古代人が宝にした香りを感じる。

 2018平安神宮7647.jpg

向かって右が左近の桜、左が右近の橘は昭和36年の大寒波で枯れ2代目なので小さくて見えない(2108年平安神宮)「近」とは近衛兵の近、左右の控えた警護の近衛兵が桜と橘の辺りにいたので帝からみた右近・左近なのでした次回からじっくり観察しようと思う。

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