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記憶の中の名優 [ココロ目]

根津甚八さんの訃報

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2016年12月30日出発のkageroi

真田丸で沸き、ゲキシンでゴエモンを見た今年
真田十勇士と同じ芸名を持ち、大河ドラマ「黄金の日々」では五右衛門役で鮮烈な印象を残した影のある役が得意な俳優さん根津甚八さんが亡くなられた。
清く貧しく逞しい役が固定していた堂本剛がふわふわしたモッタリとろーんとしている役柄で登場したドラマがあった。
いつも怖い顔で非情な父親だった相沢悟郎がトンデモなくイイ加減な根津さん演じる浦島教授で再共演した。
向井荒太の動物日記〜愛犬ロシナンテの災難〜はファンには賛否両論の新機軸のドラマでした。
クラスの中でも目立たないオトナしい優しいコがとてつもない魅力を秘めた「 宝石の原石」なことを教えてくれる荒太くんでした。
自分の中では一番好きなドラマがソフト化されておらずナレーションとロシナンテの心の声役のカブリもんの細川俊之さん、慈愛の住職役の古尾谷雅人さん、浦島一郎教授の根津さんの3人は記憶の中です。

オカンの名台詞「悪役をやれる歳になったのですね」

先に逝ってしまう先輩たちが多くなるのはそれだけ剛さんが少年、青年と歳を重ねていくあかしのようです。
ドラマ共演で先に逝ってしまった大先輩たち(いかりやさん田村高廣さん森光子さん)はドラマの撮影現場でどんな言葉を剛さんにかけ、どんな背中を見せていたんだろうと考える。
名優と呼ばれる先輩たちの無言の遺産、それはこれからの世代の俳優さんたちの作品の中から見つけていくしかないのです。

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根津甚八さんの苦難と闘病の人生に心からねぎらいと ご冥福をお祈りいたします。


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