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河馬のNETSUKE [Goods]

古道具屋の露店で黄楊の河馬発見。
根付けという現代では使用されないアクセサリーです。
キモノの頃は帯を通して根付けを滑り止めに、巾着、印籠、キセルや煙草を
下げるのがおしゃれな時代のもの。
ポケットのない頃は便利で粋さを競うお大尽のダンナ衆のリクエストで発達した
細工モンです。
近年では日本より海外での人気なコレクション。
その名も「NETSUKE」で通用する。
R0163483.jpg
ゴチャゴチャいっぱいの中に河馬はあるのかな?と探して・・・ありました。
お代は千円です。

cabaR0163487.jpg
東武動物公園のマイさんソラちゃんのようなのです。

もう一型は兎が背中に乗ってるロデオしている不思議な河馬も発見。
どちらも売り方も雑なら彫りもね・・・大雑把。
だけど、河馬っていうだけでカワイイのでした。

sozai006.jpg
調べてみたら何と根付けの材料はこの黄楊(ツゲ)象牙と並んで河馬の牙も多用されてるしネットで購入も可。
河馬の歯がアクセサリー になっていた事実にも驚きましたが、売られていることも驚きです。
ワシントン条約での基準では「国同士の取り引きを制限しないと、将来、絶滅の危険性が高くなるおそれがある生き物」
規則として「輸出入には、輸出国の政府が発行する許可書が必要となる」
東武動物公園で見た恐ろしいマイさんの牙が・・・アクセサリーになって売られていた。

木霊(こだま)を尊ぶ日本の木の伝統工芸で充分です。
根付けは丸くて、どの方向から見ても様になり、
どこかに小さな穴が二つ必ずあります。
そこに紐を通して使用。
こんな感じでコーディネイトするのも楽しい。

根付けコーデ.png
ベルトの下を通して根付けでずり落ちないように固定する。
ケータイとか巾着なんかも下げたりしていい感じ。
そしてこの使い方は帯と着物の日本独自の装身具で,昔の知恵です。
お気に入りの河馬さん見せびらかせる。
切られても命を続け宿る木の魂を身につける、


素材の黄楊は櫛やカンザシでも愛用されたのは使い込むほど黄楊は艶がでるからです。
髪の毛と相性がいいので穴に黒ゴムを通してヘアアクセにする。

根付けR0163617.jpg

よーーく見ると河馬、面白い。

shamanipponだ。



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