Con memo冬のフラワー [ココロ目]
15th Concert memo
夏の曲を冬に聞く。
会場が一体化する明るく元気が出るこのグループには珍しいポジティブソング。
夏のフラワーが冬に登場した。
なんだか珍しいようだが実は2011年もリストにある。
冬の「フラワー」「永遠のBLOODS」はサマーソングのわりに出番が多しです。
それだけファンの支持も高いということかな?
夏のフラワーが当たり前の頃山形スポーツセンターで二人が自ら花の造花を客席に向けて降り注いだことがある。
手つくりな演出です。
ちぎった造花を籠に入れハラハラと振りまくのです。
今の特効の金・銀テープのようなパワーの演出ではありませんが観客席は大喜びです。
剛さんの手から離れた花々を直接受け取るのですからね。
しかも会場は小さく、和やかで争いもない。
コンサート終了後仲間たちと受け取った花を見せあいます。
「剛君の播いた花なんだよ」と報告しあいます。
ハイビスカスの花びらやナンヤカンや。
自分の手に落ちてきたのは花ではなく葉っぱでした。
ちょうど真ん中の花が脱落した双葉の葉っぱ。
友だちには気の毒がられて「花」と交換してあげると申し出されるが断った。
剛さんの手から離れ空中を舞い落ちる軌跡を見守り続け自分の手のひらに納まったのだからそれで充分でした。
他愛のない話の記憶ですが、フラワーの演奏が始まると空中に舞うあの日の花たちがよみがえる。
ドームクラスのどんな豪華なビジョンや液晶モニターに映し出される花よりリアルな嘘の造花が生き生きとして見える。
あの葉っぱのその後は・・・どこかにあるはずなのです。
見つけて15thConcertパンフレットにはさんでおこうと思う。
山形の記憶も一緒に閉じ込めよう枯れない押し花のように。
見つけました。
記憶のように花びらはありません。
普通の造花の、葉っぱです。
今日の雪が冬のフラワーを完成させてくれました。
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