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奥州土産 [shamanara]

shamanippon的ガイドmemo

東北3小喜利
お土産編

 

奈良のお寺のお香シリーズ続き
関山中尊寺金色堂で購入
なんと包装紙に毛筆の墨字で「金色堂」と書かれてた。
帰郷して開封前に気が付き驚きました。
00関山香R0158918.jpg
価格:1,000圓也
製造元、香料不明

スクリーンショット(2012-10-25 16.45.46).png
大好きな伽羅系のスキッとした良質な香り。

 

奈良、浮見堂脇の水琴壷の音と同じ鈴の音です。
心が洗われる涼やかな音。
何故か販売は金色堂内、他では見かけませんでした。
00水琴鈴R0158925.jpg
梨地に打たれた金色の丸型。
素っ気ないほど装飾がないのが好感です。
価格も良心的な650圓也
何しろ鈴の音が良い。
唐招提寺の推古鈴が高貴な音なのに負けない水琴窟の音は奥州らしい
土中からの贈り物です。

 

俳聖かるた。
松島瑞巌寺、観瀾亭、平泉中尊寺、芭蕉展の積善院、毛超寺、立石寺で
販売されてるそうです。
芭蕉、一茶、蕪村、去来の4人の俳句の大物の代表作かるた。
00俳聖カルタR0158935.jpg
1,000圓也
なんせ、奥の細道ですからね。
見逃せなかった。

絵心経
岩手で生まれた文字の読めない人用の絵般若心経
奈良が朝廷貴族、京都で武士、町人に佛教の門徒が裾野へと開かれ
奥州では農民、女人、あらゆる人全ての民に平等に教えを広めた立役者。
漢字が絵で工夫され般若心経が念仏できるようになった。
00絵心経表紙中R0158928.jpg
420圓也
自分、字が読めても覚えられない。

何故「平泉」が世界遺産へなったか・・・ 

岩手県教育委員会事務局生涯学習文化課
パンフレットより抜粋
http://www.pref.iwate.jp/~hp0907/sekaiisan

奥州藤原氏初代の清衡は、中尊寺の建立にあたり、
「中尊寺供養願文」において次のように宣言しました。

「古来、奥州では、官軍の兵、蝦夷の兵の区別なく、多くの者の命が失われてきた。
毛を持つ獣、羽ばたく鳥、鱗を持つ魚もまた、数限りなく殺されてきた。
命あるものたちの御霊は、今、あの世に消え去り、骨も朽ち、
奥州の土塊となり果てたが、中尊寺のこの鐘を打ち鳴らすたびに、
罪なく命を奪われた者たちの御霊を慰め、極楽浄土に導きたいと願う。」

これに対し、ユネスコ憲章には、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」との理念が高らかに謳い上げられています。
憲章に示された平和希求の精神は、まさしく藤原清衡をはじめ、
奥州藤原氏が現世に実現しようとした浄土世界及びその基調になった浄土思想と
共通するものだといってよいでしょう。
世界遺産候補である「平泉の文化遺産」には、平和を求める普遍的な精神が深く息づいています。

上記奥州平泉の平和理念が認められユネスコ世界遺産候補後、認定となりました。

藤原一族のくにつくりの理想「あらゆるものが平等」な国が認められたのです。
宮沢賢治の「世界がぜんたい幸せにならないうちは個人の幸せはあり得ない」に通じてます。

 

俳聖カルタの全句
こちらも覚えられないです・・・

 

芭蕉の句
古池や蛙飛び込む水の音
花の雲鐘は上野か浅草か
山里は万才おそし梅の花
唐崎の松は花より朧にて
閑かさや岩にしみいる蝉の声
夏草や兵どもが夢の跡(中尊寺)
五月雨を集めてはやし最上川
うき我をさびしがらせよ閑古鳥
秋深き隣はなにをする人ぞ
名月や池をめぐりて夜もすがら
物言えば唇寒し秋の風
菊の香や奈良には古き仏たち
蛤のふたみに別れゆく秋ぞ
いざさらば雪見にころぶところまで
ふるさとや臍の緒に泣く年の暮
旅人と我が名呼ばれん初時雨
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる

去来の句
元日や家に譲りの太刀はかん
鎧着てつかれためさん土用干し
柿主や梢はちかき嵐山(秋)
応おうといえどたたくや雪の門

蕪村の句
春の海ひねもすのたりのたりかな
菜の花や月は東に日は西に
春雨やものがたりゆく蓑と傘
五月雨や大河を前に家2軒
鮒すしや彦根が城に雲かかる
蚊帳の内蛍放してああ楽や
月天心貧しき町を通りけり
温泉の底にわが足見ゆる今朝の秋
追剃を弟子にそりけり秋の旅
宿かせと刀投げ出す吹雪かな
化けそうな傘貸す寺の時雨かな
葱買うて枯れ木の中を帰りけり

一茶の句
桜さく大日本ぞ日本ぞ
我ときて遊べや親のない雀
雀の子そこのけそこのけお馬が通る
やせ蛙負けるな一茶ここにあり
田の人よ御免候らえ昼寝蚊帳
やれ打つな蠅が手をする足をする
飛べ蛍野良同然のおれが家
大の字に寝て涼しさよ淋しさよ
名月を取ってくれろと泣く子かな
うつくしや障子の穴の天の川
小言いう相手もあらば今日の月
寝返りをするぞそこのけきりぎりす
芭蕉忌や鳩も雀も客の数
ともかくもあなたまかせの年の暮
うまそうな雪がふうわりふわりかな
これがまあ ついの棲家か雪五尺

 


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